石巻からタイの被災者へ向けたメッセージビデオ。

心に響く。

涙が出る。

頑張って、タイの人びと、石巻の人びと。

被災したすべての人びとに。





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日本の新聞やメディアは連日、タイの洪水による日系企業の被害状況を伝える。

改めてタイにおける日系企業の多さに驚かされる。



ところで今日、そうした日系企業で働くタイ人のために、日本での期間限定での就労を認めることが政府によって発表された。

藤村官房長官によると、受け入れは30社から数千人規模になる見通しらしい。

在留期間や受け入れ後の帰国義務などといった、日本での就労に関しての条件は当然つくわけだが、それでもこんな支援の仕方はうまいものだと思う。



タイの人びとのために、日本で働く場を提供する。

 義援金とは違った、支援のひとつのかたち。

 いろいろなハードルが発生するとは思うが、ぜひ突き進んで欲しい。



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タイに電話する。

「おう、リョウタか。ちょ、ちょっと、待ってくれ。今から水を買いに行くんだ。なんか、どこにも売ってなくてなぁ・・・」

「そうか。悪いな。大変なときに。気をつけて行けよ。また連絡するな」

「おう。行ってくるぜ。まぁ、無事に水を買えて家に戻ったら、あとで連絡するよ。ハッハッハ・・・」

なぜ最後に爆笑したのかは分からないが、どうやら彼は水を買いにはしったようだ。



先日まで、水の銘柄にこだわっていた友人。

今はさすがにそうも言ってられない状況のようだ。



かつて、震災を受けた日本を想い、励ましてくれたタイの人びと。






今度はこっちが励ます番。

Pray for thai  เมืองไทย สู้ ๆ  !!!



なんて書いていたら、友人から折り返しの電話。

無事買えたのかな?

いや、早すぎか。


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これまでタイの洪水について、僕はどちらかというとタイ人の明るさ元気なところ変なところに焦点を当てぎみでブログを書いてきた。

しかし、実際被害が深刻なことは間違いないし、胸は痛い。

なにせ、僕はこれまで長年タイに住み、さんざんお世話になってきた。

第二のふるさとだと、多少照れくさいが思っている。



ということで、ささやかだがココで、募金をした。↓

電子マネー「Edy(エディ)」 | 新着情報 | タイ洪水義援金募集http://www.edy.jp/whatsnew/2011/new_1014.html

本当にささやかだけど、何かの足しになって欲しい。



で、その話題がタイの友人と話しをしていてのぼった。

「大丈夫か?本当に色々と大変だな。そういえば、タイのために募金したぜ」

「そうか、それはうれしいね。ありがとう・・・で、いくらなんだ?」

ニヤニヤしながら言ってる様が浮かぶ。


「いや、いやこれは額の問題じゃないっしょ。高くても安くても、いいじゃないか」

野暮なこと聞くなよと本当は言いたかったが、そんな粋なタイ語しらない。


「ハッハッハ・・・」

なぜか爆笑する友人。

どうやら小額と思っているようだ。まぁ、確かに小額なので、見透かされているといえばそうだ。



「でもまぁ、そうだな・・・うん・・・本当にありがとう・・・」

突然マジメに言う友人。

普段いい加減な奴だけに、突然マジメに言われて胸が熱くなった。基本、僕は単純である。



「俺も日本が地震のときは、募金したよ。額はお前と同じようにたいしたことないけどな」

勝手に僕の募金は小額なことになっているが、それはさておき、そう。

確かに、先の大震災のときタイの人びとは、日本へのチャリティーイベントをすぐに開催したり、様々な場面で募金活動を行っていた。

あの頃は、村を歩いていれば心配の声をかけられたものである。

そんなことを思い出し、また胸が熱くなった。



「まぁ、100バーツを数回色々なところに募金したくらいだけど」

「おいおい。そこは言わなくていいだろ。(野暮だぜ!)←<言えない>」

また、いつもの友人らしさが戻って、爆笑していた。



ふざけてはいるが、感じていることは互いに一緒。

こんなときは、助け合おう。

たとえ額は少なくても、少なからず足しになればそれでいい。

自分でできる限りのことはしたい、ってね。


ちなみにこれは、タイへの募金が小額なことへの自分自身に対する言い訳では決してないことだけ、最後に断っておこう。




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バンコクの友人が心配になり、何人かに電話する。


「一応荷物はまとめたよ。でもセブンイレブンとか水がもう売ってなくて・・・」

「そうか、大変だね。みな買いだめか」

「俺は○○の水じゃなきゃ嫌だからさ。ほかのは数本あったけど。買わずに帰ってきたよ」


この状況下で水に妙にこだわるところは意味が分からない。

「そこはいいだろ」

と伝えておいた。



で、続けて彼は言う。

「ゴムボートってどこに売ってるかな?」

「ええ!?ボート買うの?」

「まぁ、あったほうがいろいろ動けるだろ」



「動かないで、残りの水を買って、家にこもるって手もあるんじゃない?」

「そうか。それもそうだね。危ないもんな。ウチは3階だから水はこないだろうし・・・

あ、でもさ、アレは買おうと思うんだ。水におちても浮くやつ。オレンジ色の、あるだろ?」



どうやら救命胴衣。

外出る気満々か?



「どこで売ってる?」

正直知らない。



「救命胴衣も大切だけど、水が一気に押し寄せてきたら危ないし、アパートの上階にいれば水はこないだろうから、あまり無理に動こうとするなよ」

そう言って、僕は電話を切った。



なんか外に出る気っぽい彼・・・カナヅチ。

間違っても無駄に外に出ないことを祈るばかりである。


そして、なんとか、この洪水を乗り越えて欲しい、タイである。





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多くの方が洪水に被災し、過酷な状況下にある。

確かにそう。

だが、日本のメディアやワイドショーの煽りときたらどうだろうか。

まるでバンコクも水に沈んでしまったかのような描き方だ。

実際、バンコクの被害は現在のところ少ないのに。


大変な状況下にある中でも笑顔でいられるタイ人のよさ、みたいな部分に焦点をあてた報道が日本にあってもよさそうなもんなのにねぇ。

こんな笑顔ね!(source:http://on.fb.me/ndcF3b)


まぁ、日本のTVメディアにあれこれ言っても、意味ないか。笑



さて、タイの人々は昔から水とうまく共存し、生活してきた。

今回は確かに例年以上に大きな規模の洪水だが、町や村が水に浸ってしまうということは日常茶飯事的なところがある。



「今日はうちの前のソイ(道)が水に浸ったから、身動き取れないので、仕事は午後から行きます」

こんな会話も本当にあった。

だから、少しくらい水につかることは日本ほど深刻には受け止められないフシがある。



ただし、今回のように過度な水量が街や村を襲い、農事に影響が出るようなことについては問題だ。農事への影響は、食料問題に直結し、生命維持に関わるからだ。

とくにそれが、古く昔のモロ農業社会なら、なおさらのこと。

当然ながら、水というのは適当な量が求められるのである。



適度な水量。それを左右する存在は、ナーガ(蛇神)であり、ナーガとかかわり合う王だった。

王は水を司る存在としての自身の象徴性を示すため、洪水(干ばつも)に対処する儀礼を行なってきた。

「船追い儀礼(ライ・ルア)」や「水追い儀礼(ライ・ナーム)」といわれる。



農事に影響がでるおそれがあるほどの洪水時、儀礼を行うことが決定される。

王は王家の人々、従者たちを引き連れて御座船に乗る。

そして洪水と相対し、ナーガの神にこれ以上の雨を降らせないよう、祈りを捧げるのだ。

儀礼はかなり昔からあったようで、1670年代にアユタヤーに訪れたNicolas Gervaiseもアユタヤー王朝が執り行ったそれの様子を伝えている。


生命存続に絶対的な影響力を持つ水。

それに深く関与する者としての象徴性が、共同体の支配者としての王の正当性付与につながっていたといえそうである。



ちなみに先日8日、ライ・ナーム儀礼がバンコクの街の守護神が祀られる国礎柱ラック・ムアンで行われた。



そこでは、国王が御座船にのってナーガと”対話”して洪水被害を抑えるという昔の法式ではなく、バンコクの守護神に洪水被害の忌避を乞うという法式がとられた。

王家が実施したわけでもない。

その変化はどうみればいいのか。

儀礼の簡素化?ナーガ信仰の低下?ラック・ムアンの求心性?王家のご威光の問題?

うーん。

答えは出ない。



とりあえず早いところ洪水の事態が落ち着くことを祈るばかりである。





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歴史的な洪水を受けて、タイ人たちのfacebook上では数々の洪水対策のアイディアが紹介されている。

今日は、①人間のため、②動物のため、③乗り物のために提案された、洪水対策のアイディアを紹介しよう。



まずは人間のため。

                                  (source:http://on.fb.me/n4Ezfs)



外出に備えての簡易のゴムズボン的なものだろうか。

用意するものから、穿き方まで丁寧に説明。

実は単純にビニール袋を足に巻いて縛り、靴を履いただけのような気がしないでもないが、そこは言わないでおこう。

単純なことを、マジなのかジョークなのかちょっとわかりにくい雰囲気で大真面目に説明している点が、タイらしい。



次に動物用。


                                        (source:http://on.fb.me/ocZeIe)
                               

これは完全に悪ふざけしたタイ人の仕業だろう。

犬に装着後に爆笑しているタイ人の姿が目に浮かぶようだ。

まぁ、確かに、もし犬がマウスピースを加えることができるなら、これは完全武装だけど。




さて最後に乗り物。タイで有名な、トゥクトゥクだ。


                                     (source:http://on.fb.me/n7v91a)


これはかっこよすぎる!

こんなトゥクトゥクは見たことがない。

タイ人の間でも評判よく、「グッドアイディア!」といった、コメントがfacebook上でにぎわっている。

「スティーブ・ジョブスが作ったのか???」なんて、最高の褒め言葉をコメントしている人もいるほどだ。

それほど画期的らしい。

まぁ、実際、そこまでのものかどうかはしらないが、ただカッコいいことは確かだ。




最悪の洪水で深刻な状況下にあるタイ。

でも、その対策にちょっとした遊び心を加えるこの感じが、タイ人らしくて僕は好き。


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タイは洪水が深刻だ。

でも、全く深刻さを感じさせない、タイらしいなぁという場面も多くみられる。

フェイスブック上で見かけたそんな画像たちを載せておこう。



まずは、これ。

街でよくあるネットカフェの模様。

                (source: http://on.fb.me/n4oYLU)



いったいなんのゲームをやっているのかわからないが、そんな状況下だろうか?

下がビチョビチョなのに、ゲームをやり続けるとは。そんな魅力あるゲームの名を逆に知りたいくらいだ。

人間、どこでも順応できるし、楽しめる!という好例かもしれない。

でも、感電は心配。




次は、これ。

現在洪水に伴って、街を行く際に小船を利用する者が多いが、これはちょっと風変わり。


              (source: http://on.fb.me/ncXYLi)



漕いでいる者も、それを見る周りの者も皆爆笑している。

ホンワカしたムード満載だ。

どこから船を用意したのかは知らないが、なんともホンワカ。

漕ぎ手の爆笑具合はしばらく脳裏から離れない。



で、最後にこれ。

風をきって洪水のなかを疾走する少女。

                    (source: http://on.fb.me/oGhC4B)


お父さん自作だろうか?

「水はたくさんあるんだ。どうせなら疾走しよう!娘よ」って言って自作してあげる父親の姿が目に浮かぶ。

なんとも素晴らしいスピード感あふれる場面だ。



タイの洪水は本当に深刻だ。

死者も多数出ている。

でも、どんな状況だって笑顔を、という国民性がこんなとき表面化する。

危機的状況にこそ笑おう、ってね。



とまぁ、こんなちょっとふざけた写真を並べては見たが、実際、洪水被害は深刻だし、心配だ。

ついでにいえば、誰かがフェイスブックに上げた写真を勝手にブログに使っていいのか、それも心配だ。(一応出典は書いたけど・・・)




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タイは今、記録的な洪水被害を受けている。

タイ全域が水浸しになり、近いうちにバンコクにも大量の水が押し寄せるとか。

こんなことにならなければいいが、と不安になるばかりだ。








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「もしもし、リョウタです。洪水がひどいことになっているけど、平気ですか?」

イサーンのとある村のおっちゃんに電話した。



「おお、リョウタか。いやぁ、洪水はすごい。

でもまぁ、村は平気だ。ちょっと高いところにあるし。


そういえばこの前、ケンルアแข่งเรือ(ボートレース祭り)もやったよ。

今年は水が多いから、無事にできた。

あれ、リョウタが見に来たのは何年前だ?・・・・・」


村のおっちゃんは明るく話した。

水が多いのは、数々のニュース映像が物語っており当然だな、とおもったが言わないでおいた。




さて、ケンルアとはイサーンで広く見られるボートレース祭りのこと。

おっちゃんが言った、数年前に僕が見たレースの模様はコレだ。





村や集落から選抜され、トレーニングをつんできた屈強な男たちが一丸となってボートを漕ぎ、そのスピードを競う。

なかなかの迫力であり、最初こそ落ちついた実況も、後半はかなり熱狂する。

賭けでもしているんじゃないか?と思わせるほどだ。(たぶんしてる 笑)



そういえば、ケンルアといえば、今月10-12日にタイとラオスが合同で行なうという記事を目にした。(khaosod紙:10月10日付)

ムクダハーン県(タイ)とサワンナケート県(ラオス)の人々が、メコン川を舞台にケンルアを合同で開催し、スピードを競い合うのだ。

おそらく、これもまた熱狂することだろう。(賭けが裏で行われているかは不明)



まぁ、どこが優勝しようが僕には興味がないが(賭けてないからw)、ただ人々が国を越えて祭りに取り組むということには関心がある。

国と国のレベルでの対話は政治色が濃すぎて、何かと面倒。(まぁ、ラオスとタイは一応ピーノーン間(兄弟関係)で、仲もいいわけだが)

でもこうして、国という枠組みをとっぱらって何かひとつの祭りや儀礼に取り組む地域の姿勢は意義深いだろう。

文化的なことを核とした人々のつながりから生まれる共同性は、今後の世界を考えるうえで大きな力を秘めているような気がするからだ。

今後SNSがますます発達し、「人と人とのつながり」「共感」「共同性」などといったワードが重要視されていく時代を迎えるにあたって、こうした国を超えた祭や儀礼などの文化的営みは無視できず、単なる賭けごとのボートレースとして片付けることはできないのだ。

ただ、何度も言うが本当に賭けが行われているかどうか、それは不明である。



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タイの犯罪者逮捕のニュース。 

テレビ映像や新聞を見て、これは日本にはないものだなぁと思うことがある。

それは、 映像や画像を通して犯人を公開する”見せしめ”だ。



”見せしめ”は本来、「犯罪者への懲罰を公開したりして人々の警戒心や恐怖心を煽り、罪を抑止しよう」いう目的があり、なんかおどろおどろしいものを想像しがちだが、どうもタイのニュース画像を見るとそんな感じを受けない。

僕は、タイの犯罪者逮捕における”見せしめ”映像や画像を見ると、半笑いになってしまうのだ。



たとえば先日、ノーンカイ県でマリファナ96kgをラオスから持ち込もうとしたグループが逮捕された。

その犯人公開の模様を見てみよう。



大量のマリファナをバックにして、うなだれる犯人グループ。



カメラを向けられているので、顔はやはりひた隠しだ。


女性にもカメラは向けられる。



やはり、ひた隠し。



ちらっと写った犯人グループの1人。

警察に問われ、彼は自分の住まいを答えたが、なぜか半笑いなのが印象的である。




うなだれる犯人グループを前にして、警察官は誇らしげに逮捕の状況を語る。



後ろの人々も警官なのだろうか、なぜか神妙な面持ちを貫いている。



カメラが周りも捉える。



たくさんの警察官が、マリファナと犯人グループを前にして立っている。

堂々たるものだ。



反対側へもカメラが向けられる。



うん?

こちらサイドは、村人たちだろうか?

私服警官にしては、あまりに私服に徹しすぎだろう。

でももし、彼らが私服警官で村にて潜伏捜査。そしてグループ逮捕の立役者だとしたら、かなりの村への溶け込みっぷり。まさに凄腕だ。

まぁ、真相は不明である。



そして最後は皆で、パシリ。



うなだれる犯人を前に、ちょっと半笑いの警察官(私服警官含む)たち。

うーん。やはり、あまり緊張感が伝わらない。



この”見せしめ”ビデオを撮る前の、現場準備段階の様子を想像する・・・

もしかしたらこの犯人グループも一緒になって手伝ってたりして、などと不謹慎な思いがよぎってしまう。

みなでワイワイガヤガヤ。

いや、不謹慎か・・・

でも、ワイワイと・・・




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