おばちゃんが、なにやら子供に教えている。




近寄ってみて驚き、ギャッと叫んで後ずさった。

サソリだ。




「死んでいるから大丈夫だよ」

笑いながらおばちゃんはサソリを触る。

たとえ死んでいても、気持ち悪く、そして怖い。



表へ出ても、おばちゃんの子供と僕へのレクチャーは続いた。


「マレーン・ポーンと言って、この針に刺されると痛いんだよ」

そう言って、サソリの尻尾を持ち上げる。



子供はボーと聞いている。

時々、何故か笑う。

分かっているのだろうか?



「この辺にいるのですか?」

「そこらの田んぼや草むらにいるよ」

「ええ!?怖すぎる」


そういえば、タイのどこかにサソリを守り神としてあがめている地域があると、聞いたことがあるような気がする。(確か北部、アカ族だった気がするが)

どうやら、サソリは一般的に出没するようだ。



「まぇ、でも大丈夫、そんなに毒はないよ。さされたら腫れるくらい。

それに、揚げると美味しいよ。リョウタもよかったら・・・」

「いや、いらない!」

おばちゃんの言葉をさえぎって、即答した。



ところでボウズ。鼻たらして、ボーとしてるけど、分かっているのかい?





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夜明け前。

とある、イサーンの田舎市場へバイクを走らせると、市場はすでに活気に満ちていた。




うまそうに焼き上げられた魚や鶏肉。


写真を撮ったら、周りのおばちゃんたちに笑われた。

「写真を見るだけじゃ、おなかいっぱいにならないよ~」


それも一理あると、レバーを購入。朝から頬張る。

商売上手なおばちゃんだ。



タイ産、甘いお菓子も並ぶ。




地べたに広げられた魚。


日本人的感覚でとらえた衛生面は、言いっこ無しだ。




豚も安らかな表情。




カニちゃん。




そんなこんなで夜が明けてきた。

新しい一日が始まる。



僧侶たちも托鉢。



タイの田舎の朝の匂いは、たまらない。


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ラオスのパクセーで、震災のニュースを知った。

ラオスの人びとが「津波、津波」と驚愕して、TVのニュース映像を眺めていた。

僕も、そのあまりに衝撃的な映像に、身が震えた。

とても、心配である。



ツイッター上では、多くの方々が有益な情報をツイートしたり、リツイートしあったりと、助けあい、励ましあっていた。

それを見ているだけで、なんだか涙がでそうだった。

ホリエモンさんをはじめとした、多くのフォロワーを抱える方々のリツイート。

すばらしいと思った。



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久しぶりのブログの更新なのに申し訳ありませんが、食事中の人、あるいは虫嫌いの人は、気分を害するかもしれません。

見ないほうがよいです。

でも、一地域の食文化なので、ご理解いただければと思います。

さて・・・・




もし日本のとある店で、こんなどんぶりを出された日にゃあ・・・僕なら卒倒する。

訴訟問題にまで発展させる、なんて人もいるかもしれない。

「うーん。ちぎれた足がなんとも言えず、香ばしそうで、美味そうだ・・・」
なんていう日本人は、まぁ、稀だろう。



でも、ここはイサーンの村。それぞれの地域にそれぞれの食文化があって当然。

日本人が刺身を美味そうに食べるのを、奇異な目で見つめるイサーンの人、みたいなもんだ。

それぞれの食文化は尊重されなくては。

(まぁ、日本だって相当虫を食べていたようで、江戸時代の史料でも見たことがあるような気がするけど・・・とはいえ、こんな風に丼にしていたかどうかは疑問)


いくら酔っ払っている僕でも、この虫どんぶりをガツガツ食べる勇気は出ず、ひとかけらを軽くかじってみたしだいである。

小エビのような味がしたのは、酔っていたからか?



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