赤服集会、追悼、模倣、おばちゃん爆笑、ハイタッチ。

いやはや、ものすごく更新が滞ってしまった。

いろいろあって、ネットにまったく触れていない状況だったのだ。

特にここ数日は部屋に缶詰状態で、物を書く作業。起きてるときは、書いているのみ。

楽しみといえば3食のメシくらいだった。書きに集中しているときは、まったく体を動かさないくせに、なぜか妙に腹が減る。不思議なもんだ。



さて昨日、クーデターから4年、5月の赤服強制排除から4ヶ月という節目の日ということで、赤シャツが大規模な集会を開催した。

犠牲となった91人を追悼するために、ろうそくが点火されたり、1,000個の風船が空に放たれたりといった儀式が行われた。

ラーチャプラソン交差点は1万人規模で赤服が集まったようである。


僕は実際にその場に足を運んでいないが、テレビ映像で少し見た。

映像を見る限りでは、平和的で皆ワイワイと騒いでいた。

とはいえ、悲劇の起こった数ヶ月前のときだって、事件前の平和的な雰囲気は同じだった。にもかかわらず、突如として、あんな事件に発展したわけだ。

だから、今回だって油断はならない。


そんなとき、目に飛び込んできたのが、バタンと倒れる赤服の映像だ。

皆で倒れた赤服を担ぎ上げ、運ぶ。

「道をどけろ!撃たれた!」

思い起こさせる、4ヶ月前のシーン。


何かあったのか!?撃たれたの!?

と思い、テレビを見つめる。


しかし、よく見ると、倒れている赤服を運ぶ連中は、半笑い。一人のおばちゃんなんぞは、大爆笑だ。

運ばれている赤服も、しばらくして爆笑しながら、むくっと起き上がって皆とハイタッチをしながら、わいわい騒いでいる。


どうやら、4ヶ月前の惨劇を”模倣”していたのだ。

これによって、あの悲劇を忘れないように、というわけだろう。

まぁ、確かにあんな悲しいことは起こるべきではないし、それを忘却しないようにしようということで模倣するのは分かるが、なぜあんなにも爆笑なのか。

うーん。タイ人だな。

ただし、誤解しないで欲しいが、追悼する儀式自体は厳かに行われていた。

これも、またタイ人の一面である。


集会は目立った衝突も無く、平和的に終了した。なによりである。

この映像で訴えられるように、平和的が一番だからね。




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2 件のコメント:

  1. 匿名です。久しぶりのプログアップ。お忙しいですね。赤シャツ再集結のニュースにドッキリ。現在フィリピンに滞在中で、明後日にシンガポール、翌日バンコクに行く予定です。三日だけのバンコク滞在ながら、なにごともなく、帰国したいものです。ボディスラム、残念ですね。私は必死にスケジュール調整中です。

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  2. 現在、フィリピン、明後日シンガポール。そして、バンコク。
    とても、お忙しいですね~。
    でも、いろいろな国にいけてうらやましくも思います。

    ボディスラムコンサート。スケジュール調整がうまくいって、行けるといいですね。
    もし、行けたならば、どんな感じだったか教えてください。ぜひ、ぜひ。

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