赤服と政府の対立で悲惨なバンコク。物陰に隠れる友人。

タイ・バンコク。

自体は深刻化し、死者もかなりの数に上っている。いつになったら事態は収束するのか、まったくもって不透明だ。

そんななか、近所に住む友人が、兵士がらみの怖い体験をしたという。

友人はランナム通りに住む。

仕事を終えた友人は、BTSが止まっていたため、タクシーにて岐路に向かった。

しかし、ペップリー通りから、ラーチャプラロップ通り(日本の伊勢丹がある通り)に差し掛かるとき、道路は封鎖の状態。仕方なく、歩く羽目に。

で、兵隊がうようよいる異様な空間を、てくてく歩いていると、後ろから1人の兵隊に「物陰に隠れろ!」と指示を受ける。

近くを歩いていたタイ人と物陰に隠れる友人。

鉄砲を所持した兵隊がしばらく様子を伺う。

3人に緊張が走る。そして、兵士が

「いまだ!行け!」

友人とタイ人は小走りで、ワーと通りを駆け抜けたという。

で、瓦礫やら火がついたいつもとは様相を呈するラーチャプラロップ通りを抜けて、かなりの時間をかけて、なんとか家路に着いたらしい。

友人いわく。

「ラーチャプラロップ通りは緊迫した状態なのに、ランナムに入ったとたん、いつもと同じ日常の光景が広がり、ギャップが凄かった。行きつけの日本食屋も普通にやっているし。それにしても、身の危険をはじめて感じた・・・」


僕はこの話を聞いて、不謹慎ながら少し半笑いになってしまった。

なんか、物陰に身を潜めて、そのあと、兵隊のゴーサインを受けて、ワーと小走りで走り抜ける日本人とタイ人の姿を想像すると・・・

ま、こんな風に半笑いができるのも、友人に何事も無かったから、だけどね。

早く、平和を!

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3 件のコメント:

  1. とても怖いですね。
    日常で命にかかわる事はほとんどないですから。
    お二人とも、無事でよかったですね。
    最近やっとタイの事情をニュースで沢山取り上げだしました。
    同じ時間が流れているはずなのですが。

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  2. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  3. 本当に怖いですね。
    一刻も早くタイに平和が訪れることを願っています。
    争いは見たくはないですからね。

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