タイ・バンコク中心部。タクシン派赤服の集会を覗く(2)集会演説の写真と動画



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2月10日午後に、バンコクの繁華街サイアムとチットロムの中間に位置する国家警察本部前(ラーマ1世通り)にて行われた、タクシン派団体の反独裁民主国民連合戦線(UDD・通称赤服)による集会。

緊張感をもって現地に向かうも、意外にも平和な感じで少し安心したことは、(1)で書いたとおりだ。

とはいえ、タクシン派赤服の幹部らしき人が演説を行っている演説カー付近に近づくと、やはり多少の緊張感は隠しきれない。



いきなり何か大爆発したりしないか?発砲騒ぎがあったりしないか?外国人が何のつもりだと殴られたりしないか?、など良からぬ想像をしてしまう。

でも、状態としてはやはり落ち着いていて、さほどの心配もなさそうだった。



子供も赤服だ。まぁ、着せられてる感、満載だが。






そして、こちらは動画。



タクシン派赤服の盛り上がりが伺える。(集会の場でマッサージを受けているおっちゃんがいることの緊張感のなさに関しては気にしないでいただきたい)

また、タイでは朝8時と、夕方6時になると、町中(村でも、テレビでも)にタイ国歌が流れる。そのときは皆、直立不動の姿勢をとらねばならない。

そして、タクシン派赤服の集会においても、夕方6時になると、無論、国歌が流れた。そのときはやはり、直立不動だ。

また、国歌斉唱後、続けざまに、国王賛歌が流れた。これは、タクシン派赤服が用意したようだ。このときも、無論、直立不動。その様子が次の動画である。



そして。国王賛歌が終わり、皆で国王をたたえる万歳をし、集会は無事何事もなく解散となったのであった。赤服だろうと、赤服と対立関係にある「民主主義のための人民連合」(PAD、通称黄色服)だろうと、国王を崇拝していることにかわりはないことが伺えるのである。

意外だったのは、集会が国王賛歌で終わりを告げると、皆さらりと家路へと急ぐ、あのあっけらかんとした感じだ。タイ人らしいといえば、それまでか。

ちなみに、今回の集会のタクシン派赤服の主張であるが、どうやら対立関係にある黄色服が2008年11月に行ったスワナプーム国際空港の占拠の捜査の進展を、警察に求めるというものだったようだ。



<参考>赤服と黄色服の対立関係の構造は、タイ社会の幅広い理解のうえで見据えねば複雑であり、分かりにくい。そこで、参考になるのは、やはり末廣昭『タイ中進国の模索』(岩波新書2009年)だ。




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